2013年8月30日金曜日

【One Step Forward-世界を、大学を知ろう-】 を開催しました

こんにちはBizjapan運営委員会です。

Bizjapanは新年度、新しい運営メンバーを迎えて始動しました。
 

新メンバーを迎えた後、最初のイベントが、日本に留学しているYale大学の学生との交流プログラムで、目玉として【One Step Forward-世界を、大学を知ろう-】というイベントを先日開催いたしました。


 このイベントはBizjapanがテーマとして掲げている「アントレプレナーシップ」「グローバル」に基づき、高校生にグローバルな視点アントレプレナーシップを持ってもらうきっかけ作りをしたいという思いから開催いたしました。

 日本の高校生が大学生と交流する機会は、あまりありません。大学生がどういったことを行っているか分からないため、大学入学後の自分の方向性について高校生のころから明確なビジョンを描けないことが多いと思います。
 私たちは、今回のイベントを通して、高校生にそれまで持っていた世界観を広げ、海外に出ることへの障壁をなくしてほしい、日米の大学生が何を考えているかを感じ、自分にとっての目標を明確に描くことで、大学生はどんなことをしているのか?という疑問を解決し、高校生の高校卒業後のことについて考える機会となってほしいと考えました。

また今イベントは高校生をターゲットにしているということで、「10代と政治の架け橋」を理念に10代の政治関心の向上、政治参加の拡大を目指す学生組織「僕らの一歩が日本を変える。」の後援を受けました。

 具体的なイベントの内容としては、実際に留学を経験している人のトークセッションやYale、UCLA、東大、早慶といった日米の大学生と英語を交えたディスカッション、参加者と大学生による交流会を行いました。





 トークセッションの登壇者は
・シンガポール国立大学に1年留学していた私たちBizjapan代表 林志洋(はやし しょう)
・高校生のときにアメリカに1年留学をされていた「僕らの一歩が日本を変える。」代表、NPO法 人Rights理事としてご活躍の慶應義塾大学法学部政治学科1年、木大和(あおき やまと)さん
・UCLAの学生で慶応大学に交換留学生として日本に来ているXiaojun Zhangさん
・代表の林とともにBizjapanを創設したメンバーの1人で、現在JETROに勤務されており、在学中に シンガポールに留学された経験を持っていらっしゃる杉野浩史(すぎの ひろし)さん
 をお招きし、ファシリテーターはBizjapan代表の林が務めました。話は盛り上がり、高校生は興味 津々といった様子で身を乗り出して聞いていました。

  
トークセッションの登壇者の方々


 ディスカッションは2部構成で、5グループに分けて行いました。
 
1部目は、参議院選挙期間中だったので政治に関する話題として、選挙権を売買できるとしたら買うか、売るか、またいくらでか、というテーマで行いました。
普段あまり政治に馴染みがない高校生もいましたが、ランチ一回分、などの具体的な数字を出すことで実感が湧いたようでした。このテーマから更に発展させて政治制度にまで話が及んだグループもありました。

 2部目は各グループ異なるテーマで議論しました。テーマは、日米のステレオタイプと実際の姿コミュニケーション能力とは何か日米の恋愛観比較平和と正義1億円を得たら何に使うか、の5つで、事前に高校生に希望を聞いてグループを分けました。

各グループ議論は白熱し、45分という時間は短いようで話足りないという声も多く聞こえました。シェアの時間では、違うグループのディスカッションの様子も聞くことができ楽しかったようでした。





 交流会では高校生の参加者同士、また日米の大学生と参加者が話に花を咲かせている光景が至るところで見られました。「今回のイベントで留学に興味を持った」や「実際の大学生の具体的なイメージが湧き、受験勉強のモチベーションが上がった」等の、運営した私たちにとっては嬉しい声を沢山聞くことができました。

最後に参加者全員と記念撮影


 今イベントは運営メンバーにとって初のイベントということもあり、開催までに至らぬ点も多々あり、メンバーの英語力の欠如など課題も浮き彫りになりました。

 今回得た反省や教訓を活かし、Bizjapanは今年度も様々な活動をしていこうと思います。これからのBizjapanの活動はブログを通して発信させて頂きます。


今回のイベントページ
イベントの様子はこちらからご覧いただけます。